Frando(フランド)が6月6日、4ポットモノブロックキャリパー「FCC-640MGT CNC Machined Monobloc 4 Pistons Caliper」をリリースした。
Frando(フランド)は、ブレンボキャリパーのOEMをおこなっている台湾メーカー


目次
製品概要
アキシャル(横置きタイプ)キャリパーは昔から鍛造や鋳造が主流。
コストダウンや技術的な難しさを軽減するためにボディを2ピースにすることが多い。またワンピースデザインのアキシャルキャリパーはレース用が多く、製造コストが非常に高い。
ラジアルキャリパーが市場に出てからはこのような仕様が少なくなってきていたのである。
FCC-640MGTは、アルミ鍛造ビレットをCNCマシンで加工し、キャリパー表面には3Dライニングを施し、性能だけでなく見た目にも美しい逞しいキャリパーに仕上げました。
スペック
取付:40mm
キャリパー:モノブロック
材質:スイスアルミニウム合金6061 T6
ピストン径:30mm / 34mm
ピストン材質:アルミ合金
バンジョーボルト: アルミニウム合金
ブリーディングボルト:チタン合金
【ブレーキパッドスペック】
タイプ:UB01
素材:デュポンカーボンコンポジット
カラー:ストリーマーシルバー、カーボンブロック
価格はNT$18,000(約65,000円)。執筆時点で完売のようだ。
現行スポーツモデルはラジアルマウントが主流だが、旧車などアキシャル(横置きタイプ)キャリパー採用バイクにとっては、おもしろいカスタムパーツかもしれない。
いまのところ日本でのデリバリー予定がないのが残念。