2018年初頭、CB150Tを大改造しました。
バッテリーボックス(エアクリーナー)の撤去と、パワフィル装着です。

目的はパワーアップではなく、次の2つ。
1、低速域〜中速域を薄くする
スロージェットはノーマルキャブの最低番手である#35。
パーツが無いため、これ以上下げられない。高速域が薄いためメインジェットを下げることもできない状態。
2、キャブ、リヤサスペンションセッティングを容易にする
キャブやリヤサスを調整・取り外すたびにバッテリーとバッテリーボックスを外さなければならない。
5,000km以上テスト走行したインプレッションをお伝えします。
テスト条件
2018年1月〜6月
気温10℃以下〜27℃
市街地、ツーリング、雨天走行
走行距離5,000km以上
平均燃費29〜30km/L
パワーフィルター装着前
平均燃費33〜35km/L
CB125T改(2001年最終型)
メーター走行距離75,000km
【主な仕様変更】
K&Nパワーフィルター
Fスプロケ16丁
中華142ccボアアップキット装着後 37,000km走行
エンジン腰下OH(清掃のみ)後 8,000km走行
NGKパワーケーブル
インプレッション
一番の変化は、パワーバンドからの加速感が力強くなったこと。
(だいたい6,000rpm〜)
空気とガソリンの量が増えてるわけですからまぁ、当然といえば当然です。
全域でトルク感が増して乗りやすくなりました。薄すぎたり、濃すぎる状態から適正な状態になったというのもあると思いますが、私にとっては良い結果になりました。

仮のバッテリーボックスのつもりでしたが、ピッタリ収まっていたのでそのまま、使用することにしました。
サイドカバーを外せばすぐリヤサスのプリロード調整ができるのと、キャブを付けたままセッティングできる事が最大のメリットです。
フロートだけ外せばジェット類が交換できます。
大雨の中を一日中、走行しても問題ないので今のところ、パワフィル化によるデメリットは見当たりません。
キャブセッティングデータはこちらを参照ください


