旧車バイク 研究 & 実践ブログ|Inui Yasutaka公式

バイクのハンドルが引っかかる原因と対処法

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バイク ハンドルのがたつき対処法

旧車・絶版車でありがちなハンドルのガタつき。

左右にいっぱいまでハンドルを切ると、どこかで引っかかることがあります。

ガタつきのあるステムの例:

動画で一瞬、停止している箇所が、引っかかりのある箇所です。

ハンドルにガタつきがあると、低速で旋回するときに若干、ハンドルが振られる感触があります。

原因はさまざまありますが比較的、簡単に解消できる場合があります。

ハンドルがたつき修正方法
LEO120SE

ステムナットを緩めて、やじるしの部分を「締める or 緩める」で調整します。

ステムの動きが軽すぎると、高速でハンドルが振られやすくなりますし、締めすぎると動きがしぶくなります。

もし、締めすぎているようなら緩めて、緩すぎるようなら締めます。

その後、ステムナットをしっかり締めます。

筆者は何十台と旧車の修理に立ち会っていますが、意外と、これで解消されることが多いです。

締めすぎ、緩めすぎに注意する。

目次

ベアリング交換が必要なケース

トップブリッジを外すと、ベアリングがあります。

保管環境が悪いと、ベアリングが錆びたり、ベアリングが摩耗して、ハンドルにガタが出ている事もあります。

ステムベアリング交換 ボールベアリング
CB125T ボールベアリング

ボールベアリングを使用している車両、ニードルベアリングを使用している車両があります。

ステムベアリング交換 ニードルベアリング
GPz750F ニードルベアリング

中古車の場合、一度はチェックしておきたいところです。

ハンドルが振れる原因

ハンドルが振れる場合、速度やシチュエーションによって、原因はさまざまです。

・事故や、転倒によるステム、ホイールの損傷

・ホイールバランスが狂っている

・激安ディスクローターを装着している

・ハンドル交換により、アクセル、ブレーキなどワイヤー類が交換されている(長さが短かすぎるなど、取り回しの問題)

・もともとステアリングダンパーが装着されている車両で、規定よりダンパーの効きを弱くした(高速域でハンドルが振れる場合)

・ハンドルのバーエンドの重量

これらが原因のケースもあります。

またステムが原因と思い込んでいても、実際はタイヤの摩耗や、空気圧の不足という事もあります。

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