旧車バイクを長持ちさせる研究ブログ

【プレスリリース】YSS CB125T用 リアサスペンション発売

YSS CB125T リアサスペンション

世界初!

ガレージ湘南、生産終了後16年経ったCB125Tの
専用リアサスペンションを商品化

SNSを活用して絶版車の部品が個人でつくれる時代に

オートバイの修理・チューニングを手がける弊社ガレージ湘南(1985年創業、神奈川県藤沢市、日向正篤社長、電話0466-54-7213、https://garage-shonan.wixsite.com/info)は、本田技研工業が1982年から2003年まで販売生産していたCB125Tのリアサスペンションを発売します。

サスペンションメーカーYSS(ワイエスエス)とCB125Tユーザー三者の共同開発により、日本人の体格、使用環境に合った製品をつくることに成功しました。

同車種用の「イニシャル調整機能付きリアサスペンション」としては世界初となります。

現在、メーカーによる部品供給が終了し、維持に悩むバイクユーザーが年々増えており、バイクショップに修理を依頼しても部品が手に入らないことを理由に断わられてしまう現状があります。

また一個人が部品の製作を依頼した場合、高額な費用が壁になり断念せざるを得ません。

このためCB125Tユーザーの1人が発起人となり、自ら同車両のほかのユーザーを集め、ニーズを調査し、一定の需要を見込んだ上でメーカーとの共同開発に至りました。

発起人自らがSNSを駆使した集客・プロモーションをおこない、撮影、ライティング、販売サイト製作まで1人でおこないました。また弊社アドバイスの下、テストドライバーとして6,726kmの走行テストを務め、テスト結果やリサーチ結果をメーカーにフィードバックして、製品開発に反映させました。

メーカー側は事前に確度の高い需要が見込める状態で商品化できる。このような手法は、SNSが身近になった現代ならではの手法といえます。

最小ロット数の人数を集める事ができれば、個人や小規模な企業であっても部品によっては代替部品の製作や取り次ぎが可能になる道があります。

今回の活動はこの事をもっと身近に多くのユーザーに知ってもらう事が目的です。

想定した数の5倍近いユーザーから問い合わせがあり、7月20日に発売した初回ロットは、発売開始からわずか182分で完売。年内の増産を予定しています。

※注 CB125T
本田技研工業のCBシリーズの元祖、CB92の遺伝子を受け継ぐ高回転型の直列2気筒エンジンを搭載したスーパースポーツ。1982年にフルモデルチェンジがおこなわれ、その後もいくつかのマイナーチェンジを繰り返して、2003年に生産が終了した。全国の教習所でも使用されたロングセラーモデル。

YSSは創業1983年、タイを拠点とする2輪・4輪サスペンションメーカー。商品ラインナップは2輪だけで2,600車種以上、7,500以上(2021年時点)、ヨーロッパを中心に支持されているメーカー。

製品概要

諸元

ショック全長:285mm
ショック長(上下マウント幅):245mm
ショック重量:1,550g
有効ストローク量:32mm
スプリング自由長:120mm
標準セット長:112mm
基準プリロード量:8mm
バネレート:200N/mm
標準想定体重:65kgから75kg
ピストン径:φ30mm
スピンドルロッド径:φ12mm
スプリング内径:46mm

販売価格

販売サイトに記載

発売時期

2019年7月20日

この件に関するお問い合わせ先

有限会社ガレージ湘南 日向正篤(ひゅうが まさあつ)までお願い致します。
電話:0466-54-7213 FAX:0466-54-7214
https://garage-shonan.wixsite.com/info
E-mail:info@garage-shonan.co.jp
〒251-0021 神奈川県藤沢市鵠沼神明2丁目4−8

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