2023ニュージーランド スーパーバイク選手権 SS600/SS300の両クラスでタイトルを制した、16歳の新チャンピオンが誕生した。
新チャンピオンの名前はコーマック・ブキャナン(Cormac Buchanan)選手。
2006年生まれの、ニュージーランド出身ライダーだ。
写真中央がコーマック・ブキャナン選手(#14)。
スーパースポーツ300と600の2つ同時NZチャンピオン獲得だけでもすごいが、すべてのサーキットでラップレコードを更新するという快挙を成し遂げた。
結果について、ブキャナン選手は「言葉では言い表せないほどの衝撃を受けた。」と語っている。
YSSレーシングリアサスペンション、YSSレーシングステアリングダンパーを装着したチームメイトのジェイク・ルイス選手(#29)は、スーパースポーツ600でランキング2位。
スーパースポーツ300クラスで、ランキング2位のJesse Stroud、3位のDennis Charlettも、YZF-R3にYSSレーシングリアサスペンション、YSSレーシングステアリングダンパー、フロントフォークカートリッジを装着している。
マシン:YZF-R6/YZF-R3
チーム:Cormac Racing
オーストラリアの南東に位置するニュージーランドでは、2022年12月3日〜4日に第1戦が開幕。
第2戦 12月10日〜11日
第3戦 2023年1月7日〜8日
第4戦 1月14日〜15日
第5戦 3月4日〜5日
第6戦(最終戦) 3月11日〜12日
以上を経て、シリーズチャンピオンが決定する。
「私の究極の目標は、ニュージーランド人ライダーとして初めてMotoGP世界チャンピオンになること」
と語るブキャナン選手。
MotoGP(世界GP)の歴史を振りかえると、1982年のWGP500で、ニュージーランド人のグレーム・クロスビー(ヤマハ)選手が最終ポイントランキングで2位になったのが最後。
そのほかのNz出身ライダー:バート・マンロー、キム・ニューカム、サイモン・クラファー、アーロン・スライト
今後の動向が興味深い若手ライダーの一人だ。