乾ヤスタカ|コアなバイクブログ

【テスト期間6年】スーパーゾイルは効果なし? マイクロロンとの比較、メリット・デメリット

スーパーゾイルとマイクロロンの比較と効果

スーパーゾイル オイル添加剤と、スーパーゾイルフラッシング専用オイルのインプレッションです。

「愛車のエンジンをできるだけ良好に保ちたい」

そう思うのは筆者も同じ。

フラッシングや、オイル添加剤にとどまらず、ガソリン添加剤、カーボンクリーン(エンジン内部の直接、清浄)、エンジンオーバーホールなど、さまざまなテストと検証をおこなってきた筆者の経験談をシェアします。

まず最初にフラッシングオイルについて、その次にオイル添加剤についてメリットとデメリットをお伝えします。

マイクロロンとの比較インプレッションも掲載しています。

目次

賛否両論のフラッシングオイル

果たして、その効果はあるのか? ただの都市伝説なのか?実際にテストしました。

否定的な意見として、

フラッシングオイルに含まれる有機溶剤がエンジン内のシールを痛めるのでよくない

フラッシングといっても、水でゴシゴシ洗うのとちがって、大して汚れは落ちないので無意味

といった意見が散見されます。

従来のフラッシングオイルの中には、塩素系の成分が含まれていたり、固形モリブデンが含まれている製品があります。

これらの成分が金属やシールなどのゴム製部品にダメージを与る・・と言われています。

そのため、フラッシングオイルに対して否定的な意見が多いようです。

テストしたフラッシングオイル

私が使っているスーパーゾイルの「フラッシングゾイル」は、従来型フラッシングオイルの問題点をクリアしたスーパーゾイルフラッシング専用オイルです。

以下、メーカーの商品説明です。

フラッシングの革命。


フラッシングゾイルは、2輪車、4輪車のエンジン内部洗浄のために開発した、まったく新しいフラッシング専用オイルです。


従来のフラッシングオイルは、有機溶剤系成分および洗浄成分により、スラッジ、汚れ等を、溶かしたり剥がしたりして落とす物でした。


これでは有効な成分までも落としてしまう可能性があり、エンジンの調子を逆に悪くしてしまうことがあるのです。


また相溶性がないため、落とした汚れがエンジン下部に残ってオイルフィルターを詰まらせることもあり、
その結果、2度洗いをしなければならないものまであるのが現状です。


フラッシングゾイルは、これらの問題を全て解決した、まさに「フラッシングの革命」ともいうべき商品です。


高度に精製されたナフテン系およびパラフィン系ベースオイルを巧みに組み合わせ、さらにスーパーゾイル成分などを配合したこのフラッシングゾイルは、エンジン内の有効な成分を損なうことなく、余分なスラッジだけを包み込んで排出します。


また、エンジン内に残っても安心な成分のみで構成されており、もちろん2度洗いする必要もありません。

株式会社パパコーポレーション公式サイトより引用

まとめると、

・有機溶剤、塩素系、固形モリブデン等、エンジンにダメージを与える成分が入っておらず、残留してもエンジン内部に悪影響がな


・クラッチが滑る成分が入っていないので、バイクにも安心して使用できる


・2度洗いする必要がない

という事です。

(私も何十回と使用しています)

最初にフラッシングゾイルを使ったのは、CB125Tを購入した2013年7月。2回目は、2017年1月28日、ボアアップしたCB150Tに使用しました。

インプレッション

中古で買ったCB125Tはフラッシングゾイル使用後、明らかにシフトフィーリングが良くなりました。

それまでに何度もエンジンオイルを交換したからわかるのですが、オイル交換だけでは通常、ここまで改善しません。

やはりオイルフィルターが無い車両という事も影響して、スラッジがたまっていたのでしょうか。ギアチェンジがスムーズになりました。

フラッシングゾイルの使い方

エンジンオイル全容量の3分の2以上を使用します。

CB125Tの場合、エンジンオイルの全容量は1600ml(オイル交換時1400ml)ですから、540ml以上を使用すれば十分という事になります。

必ず使用されるバイクのエンジンオイル全容量を確認してください

(フラッシングゾイルは、灯油代わりに、ドライブチェーンの清掃やフロントフォークの洗油としても活用できます)

くわしい使用手順は以下の通りです。

ステップ1:古いオイルを抜く

軽く暖機運転した後、ドレンボルトを外してエンジンオイルを抜きます。

ドレンボルトの取り外しや、オイルを抜く際は火傷に注意。オイルフィルター装着車は、交換用のオイルフィルターを用意しておきましょう。

ステップ2:フラッシングゾイルを入れる

ドレンボルトを締め、フラッシングゾイルをエンジンオイル全容量の3分の2以上入れます。

この時、入れるのはフラッシングゾイルだけ。エンジンオイルはまだ入れません。

ステップ3:15分〜20分間待つ

フラッシングゾイルを入れたら、すぐにエンジンを始動してアイドリングしたまま15分〜20分待ちます。

※メーカー公式サイトや商品の説明書きには「5分〜15分」と書いてありますが、バイクは15分から20分がいいそうです(メーカーさんに直接、教えて頂きました)

待っている間、ギアチェンジをすると隅々までフラッシングゾイルが行き届きます。

(私は1速から5速までずっとギアチェンジしていました)

もっと良いのは、負荷をかけずに数km〜10km程度、走行すること。

これが最も効果的なようです。ただ場所を選びますね。小排気量バイクだと、ほぼ平坦な立地じゃないと、むずかしいです。

ステップ4:フラッシングゾイルを抜く

アイドリング(または走行)が終わったら、エンジン内のフラッシングゾイルを抜きます。

メーカーによると、フラッシングゾイルは多少、エンジン内に残っても悪影響はないとの話なのでその点は安心ですね。

フラッシングゾイルをエンジン内に入れっぱなしで放置しない事。フラッシング後は、すみやかにオイルを抜きましょう。くれぐれも火傷に注意してください。

フラッシングゾイル
右側がフラッシング後のフラッシングゾイル。もとは無色透明だ。

「抜いたフラッシングゾイルが汚れているのは、フラッシングの効果だ」と考えるのは早計です。

エンジンの中に残っている古いオイルと、フラッシングゾイルが混ざれば、無色透明なフラッシングゾイルに色が付くのは当然だからです。

ステップ5:新しいエンジンオイルを入れる

オイルフィルターがついているバイクは、フィルターを交換しましょう。

オイルフィルターが目詰まりすると、最悪の場合、エンジンオイルが潤滑不良となり、エンジン焼き付きなど、トラブルを誘発することになります。

ちなみに、CB125Tにはオイルフィルターは存在しません。

気休め程度のものはクラッチ板の下に付いています。クラッチ板交換時にフィルターを清掃しましょう。

使用したエンジンオイル
ベリティ「FS HR Ver.3 10W-40 MA」

鈴鹿8耐でも使用され、とくに耐熱性能に優れるエンジンオイルです。

今回はスーパーゾイルを入れます。(のちほど詳しく説明します)

フラッシングゾイルの効果

実際のところ、「これがフラッシングゾイルの効果だ」と、感じ取ることはむずかしいと思います。

フラッシングオイルを使うときは当然、エンジンオイルを交換するわけですからね。

変化のちがいが「エンジンオイルの交換によるもの」なのか、「フラッシングオイルの効果」なのかを、明確に切り分けることは困難です。

筆者の場合、ギアの入り具合が悪い時(エンジンオイルの交換だけでは改善が見られない場合)とか、エンジンオイルのテストをする際、残留しているエンジンオイルを抜く目的でフラッシングオイルを使っています。

過剰な期待はせずに使う、という感じです。

フラッシングオイルのデメリット

知人の方から、フラッシングオイルのデメリットと言える事例をうかがったので紹介しておきます。

車にフラッシングオイルを使ったところ、汚れがあまりに酷かったのか目詰まりしてしまい、エンジンが壊れてしまったそうです。

そのフラッシングオイルはスーパーゾイルではなかったようですが、こうしたリスクもあるという事ですね。

できればエンジンを開けてオーバーホールするのが間違いないですが、そこまで手が出せない場合、こうしたリスクがあることを承知した上で、フラッシングオイルを使うかどうか判断したほうが良さそうです。

エンジンオイル添加剤とは?

エンジンオイル添加剤は、大きく2つのグループがあります。

1,エンジンオイル成分の一部を添加する製品

2,金属表面改質剤

もともとエンジンオイルは、ベースオイルに様々な添加剤を加えて、つくられています。

その成分の一部(たとえば、自動車の場合だとモリブデン)をエンジンオイルに添加する製品が「1」です。

エンジンオイルはバランスを考えて設計されています。下手に特定の成分だけを増やすと、エンジンに悪影響を与える可能性があるため、使用においては注意が必要です。

いっぽう、金属表面改質剤は化学技術を用いて、金属(エンジン)の表面にある凹凸を滑らかにし、摩擦を低減して熱を抑え、エンジンを長持ちさせることを目的とした製品の総称です。

昔からある有名な製品では、スーパーゾイル、マイクロロン、ルブロイド(旧ミリテック)などがあります。

ただし、同じ金属表面改質剤でも、成分や技術は各製品ごとに異なります。

2ストエンジン非対応の製品(ルブロイド)もあれば、1つの製品で2スト・4スト両方に対応した製品(マイクロロン)、2スト用と4スト用に分けている製品(スーパーゾイル)もあります。

また施工方法や、施工後の持続性も異なります。

「なぜ、摩擦を減らすことがそんなに重要なのか?」フリクションによるエンジンのパワーロス、摩擦低減の有用性については、以下の記事でお伝えしています。

摩擦低減 バイクエンジン

効果の持続性は?

公式サイトによると、スーパーゾイルの効力は

・新車から使用した場合約2万km
・走行距離の多い車両では1万~1万5千km

持続するとあります。ただし、バイクはエンジンの使用回転域が自動車より高いので、上記より短くなるようです。

オイル交換の3~4回に一度10%を注入されるか、継続して使用される場合は、2回目以降は3%~5%程を注入してください。

https://www.superzoil.com/userContents/usersvoice/faq.html

次にマイクロロン。

公式サイトによると、マイクロロン注入後、適切に処理された場合

・処理された部分をサンダー(研磨機)を使って除去する
・処理された金属を412℃まで加熱し、気化させて除去する

2つのうち、どちらかだそうです。マイクロロン皮膜の効果は、少なくとも数万km持続するとあります。

いずれも2サイクルエンジンに関しては記述が見つけられませんでした。

ぶっちゃけ、どれが一番なのか?

結論から言うと、わからないです。

金属表面改質剤については、フラッシングオイル同様、むかしから賛否両論あります。効果があるとか、無いとか、「プラシーボにすぎない」とかですね。

いろいろな意見や情報を踏まえた上でいうと「効果がある」「効果がない」どちらの意見も完全に証明するのは困難だと思います。

たとえば、「効果がない」という場合、その人が気づいていないだけという事もあります。

これはエンジンオイルにかぎらず、サスペンションでもキャブセッティングなどでも同じで、変化を感じにくい人も世の中にいるからです。

世界選手権や、全日本ライダーでも変化を感じない(セッティングを変えてもほとんどわからない)ライダーもいるので、素人だからとか、一般のライダーだからわからない、という話をしているのではありません。

事実として、バイク歴とか、ライディング技術に関係なく、わかる人・わからない人の両方が存在しているという事です。

(もちろん、どちらが偉いという話でもありません)

ですから、本人は効果がないと思っていても、実際は何かしら変化が起きている可能性は否定できないと思います。

逆に、「効果がある」という場合、

それが果たして、本当に金属表面改質剤の効果によるものなのかどうか?

特定したり、証明する事はむずかしいと思います。

もしかしたらエンジンオイルの効果かもしれないし、ほかの理由があるかもしれません。あるいは、複数の要因が重なった結果、何かしらの変化が起きたのかもしれません。

私たち一般のライダーが「絶対に金属表面改質剤の効果だ」と断定できるだけの根拠を見つけるのは、実際のところ不可能に近いと言えるからです。

確証バイアス「自分の判断や考えが正しいと思いたい」という脳機能の働きによって、一見、それらしい理由は見つけられるかもしれませんが・・)

以上を踏まえた上での、筆者の意見としては

エンジンに悪影響がないなら、試してもいいんじゃない?」

と思っています。べつに何十万円もするわけじゃないですからね。

念のために言っておくと、金属表面改質剤は、機械的な故障を回復させるものではありません。

摩擦低減効果などによる、焼きつき防止、焼き付いた場合のダメージ軽減といった効果はあったとしても、完全に壊れているものが直るわけではないのでご注意を。

いろんな角度から検討した結果、マイクロロンとスーパーゾイルを試してみました。

じつは、20年以上前から複数回、両社の製品を使ったことがあります。

テスト歴

■4スト
スーパーカブ70(マイクロロン メタルトリートメント リキッド エンジン用
日産 マーチ(マイクロロン XA エンジン用
CB125Tマイクロロン XA エンジン用スーパーゾイル4スト用

■2スト
LEO120SE(スーパーゾイル2スト用
ジャイロキャノピースーパーゾイル2スト用
RZV500Rスーパーゾイル2スト用

通算すると、6年どころか10年はテストしていることになります。自分でも「よくやるなぁ」と思います。

どちらかといえば、2ストより4ストのほうが効果を実感しやすい印象があります。

また4ストの場合、新車よりもある程度、走行距離が伸びたエンジンのほうが効果を実感しやすいと思います。

スーパーゾイルか? マイクロロンか?

両方をテストしましたが、体感レベルでは大きな差はないと思います。

価格や施工方法など、トータルで考えて、私が現在も使用しているのはスーパーゾイルです。

少なくとも、使用方法さえ守れば、いずれを使用しても悪影響はありませんし、同じエンジンに両方の製品を使用しても、とくに問題ありません。

(どちらか1つやれば十分だと思います)

マイクロロンを使用する場合、お勧めはXAです。処理時間が短くすみます。

使い方は下記のサイトが詳しいです。バイク業界にマイクロロンを広めたパイオニア的なショップです。

マイクロロンのテスト結果 バイクと自動車

筆者が初めてマイクロロンを使ったのは、新車のカブ70でしたが、はっきりとわかる効果を実感したのは中古のマーチ(AT)を買った時です。

エンジンの振動が減り、明らかにトルクがアップしておどろいた記憶があります。

自動車の整備をしている友人も信じられないといった様子でした。

のちに、ハイエースで年間、数万キロを走る恩師にマイクロロンの存在を教えたところ、かなり以前から愛用していたらしく「よく知ってるね」と褒められてしまいました。(まだインターネットがなかった時代)

カブに関しては、新車の時に使用したせいか、施工してしばらくは体感できませんでした。

足として、仕事用として使っていて、たまに5,6時間の長距離ツーリングでノンストップ走行。しかも真夏で、思い切りエンジンをぶん回していても、体感レベルでパワーダウンは感じませんでした。

これが、カブのエンジンが丈夫だからかなのか、マイクロロンの恩恵かはわかりません。

メンテナンスらしいメンテはせず、オイル交換は3000kmごと。カストロの部分合成油を使ってました。

当時は暖機運転なんて概念がなかったので、真冬だろうがなんだろうが、とにかくエンジンをカチ回していました。

そんな扱い方で約2万kmほど乗りましたが、明らかなパワーダウンは最後まで感じる事はなかったです。

新車とほとんど変わらない状態が、ずっと続いたという印象でした。

調べれば分かることですが、インターネット上にあるマイクロロンの情報は、根本的に間違った情報が多いです。

よくあるのがマイクロロンの成分による誤解。

「市場にはテフロンやTFE及びPTFE等のフッ素樹脂を素材とした数多くの類似品がありますが、それらはいずれもマイクロロンとは全く別のものです。(公式サイトQ&Aより)

昔から明示されているにも関わらず、なぜか「マイクロロンは効果がない。テフロンは・・・」という誤った認識による反対意見が散見されます。だいたい、自分で試したこともない否定論者ですね。

筆者も仕事柄、ネットで情報収集しますが、最終的に「自分で試さないとわからないな」と思います。

デメリットは?

スーパーゾイル/マイクロロンを使用する上でのデメリットを考えてみました。

あえて言うなら、体感できる場合と、そうでない場合があるという事でしょうか。

先ほども触れたように、全てのマシン、全ての人が使用して、かならず変化を体感できるわけではないと思うので、「せっかく買ったのに効果がなかった」ということもあるかもしれません。

(繰り返しになりますが、体感できない=効果がないとは限らないです)

ただ、使用してエンジンが壊れるとか、そういったリスクのある製品ではないので最悪、「何も変わらない」「違いが分からなかった」ぐらいの話です。

(もちろん使用方法を守らず、デタラメな使い方をしてしまうと、トラブルを招く可能性はあります)

少なくともガソリン添加剤よりよっぽど、低リスクだと思います。

マイクロロンか? スーパーゾイルか?については、ご自身の走行距離や、予算など、トータルで選べばいいと思います。

スーパーゾイルの使い方

スーパーゾイルは、エンジンオイル全容量に対して8〜10%以下使用します。

CB125Tはオイル交換時1400ml、オイル全容量 1600mlです。

従って1600mlの10%=160mlのゾイルをエンジンオイルに添加します。

1400ml−160ml=1240mlのエンジンオイルにゾイル160mlを混ぜ合わせる、という事になります。

計算方法は次の通り

1,オイル全容量×8〜10%=スーパーゾイル添加量(A)

2,交換時のオイル量−スーパーゾイル添加量(A)=交換時に入れるエンジンオイル量(B)

3,スーパーゾイル添加量(A)+交換時に入れるエンジンオイル量(B)=メーカーが指定する交換時のオイル量

くわしい使用方法はメーカー公式サイトを参照ください。

フラッシングゾイルは単独で使い、スーパーゾイルはエンジンオイルに添加して使用します。

インプレッション

スーパーゾイルの使用後、エンジンフィーリングが大幅にスムーズになりました。

さまざまなエンジンオイルをテストしましたが、オイル交換だけでは得られない感触です。

「あれ、こんなに回ってるの?!」

高速を走っている時(常時8,000〜10,000rpm)、静かすぎて、もっと低回転で走行しているものと勘違いしてしまいました。クランクの振動が低減されたせいか、高速道路での走行がずいぶんと楽になりました。

(※筆者のCB125Tは軽二輪登録しています)

スーパーゾイル(オイル添加剤)は、エンジンオイル以外にもフロントフォークオイルに入れたり、フォークの躍動部分に塗布したり、チェーンオイルとして使ったり、様々な使用方法があります。

またスーパーゾイルをエンジンオイルに添加すると、オイル寿命が延びます。

試しに3,000km走行してオイルをチェックしてみましたが、ほとんど汚れていませんでした。

CB125T 中華製シリンダー
29,298km走行したCB125Tの142ccシリンダー

これまで1,080基以上のエンジンオーバーホールを手がけたメカニックいわく「走行距離のわりに綺麗」なシリンダー。

その後、ピストンリングの交換無しで46,000kmを超えました。未だはっきりと分かるレベルのオイル消費はありませんし、ピストンリング摩耗による白煙もありません。

ちなみにピストン、ピストンリング、ピストンピン、ピストンクリップは中華製です。

2021年8月、エンジンを分解して検証しました。

2ストにスーパーゾイルを使用した場合

エンジンの状態にもよりますが、軽やかに回るようになります。振動も減りますが、やはり4ストよりは、分かりづらい気がします。

筆者の場合、2ストには焼き付き防止の保険的な意味合いで使用しています。

スーパーゾイルと燃費

ちなみに、2スト・4ストともに燃費は気にしたことがないので、変化のほどはわからないです。

ほかの方々のレビューを見ていると、燃費が向上したという意見はありますけどね。

「調子が良くなった!」といって、ついアクセルを開けて走る(筆者みたいな)人の場合、あまり燃費向上による恩恵は少ないかもしれません。

いつもと同じように走る→摩擦低減効果・圧縮比向上により、いままでよりもスロットルを開けないで走行する→燃費が良くなる

このような場合、燃費が向上しても不思議ではないですね。

スーパーゾイル/フラッシング用オイルはこんな方にお勧め

SUPER ZOIL スーパーゾイル(金属表面改質材)

SUPER ZOIL フラッシング専用オイル

・しばらく乗っていないバイク
・中古で買ったバイク
・オイルフィルターが無いバイク
・ギアの入りが悪いバイク(機械的なトラブルが原因の場合を除く)
・オイルの銘柄を変える時(※)

いわゆるエステル系オイルの「エステル」という成分は不安定で変質しやすいと言われています。

ひとくちにエステルといっても、様々な種類が存在するため、基本的に異なる銘柄のエンジンオイルを混ぜないほうが無難です。

廃油の処理については、お住まいの地域で定められた方法で処分するようにしてください。

もし、廃油を下水に流したりすると、不法投棄になり、「5年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金」が課されることがあります。

ちなみに先日、SNSで高校生が下水に廃油を捨てている動画が話題になっていました。もし学校に発覚した場合、停学どころか、下手をすると退学処分です。

私はこうした廃油パックを使用しています。

ダンボールや新聞紙がある場合、それらを活用してもいいと思います。とにかく、自宅の排水溝や、外の側溝などにオイルを捨てるのだけは止めましょう。

スーパーゾイルとエンジンオイルの相性

私がテストした限りで、問題がなかったエンジンオイルを紹介します。

余談になりますが、エステル系オイルと塩素系添加剤は混ぜない方がいいそうです。

スーパーゾイル・フラッシングゾイルともに非塩素系なので、心配なく使えるのがいいですね。

スーパーゾイルとマイクロロンの比較と効果

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