乾ヤスタカ|コアなバイクブログ

カワサキ レオ SE 120

leo120se

ガレージ湘南の日向社長からお借りしていたスカッシュから、レオ君にチェンジしました。

レオ君もガレージ湘南所蔵のバイクです。私が乗るのは3年ぶりかな。

目次

KAWASAKI LEO SE 120スペック

空冷2ストローク クランクケースリードバルブ単気筒
排気量:118.6cc
最高出力:22.5ps/8500rpm
ボアストローク:54×51.8mm
車重:97kg
エンジン潤滑方式:分離給油
キャブレター:ミクニ VM22
トランスミッション:6速リターン
始動方式:キックスターター
Fタイヤ:2.50-17-38L(90/80-17)チューブタイヤ
Rタイヤ:2.75-18-42P(90/90-18)チューブタイヤ
Fブレーキ:シングルディスク
Rブレーキ:シングルディスク
オイルサンプリング:120ml(0.12ℓ) ※なんのオイルを指すのか不明
ガソリンタンク容量:4.36ℓ
ギアオイル容量:0.8ℓ
製造国:タイカワサキ
製造年:1998-2003

部品情報

海外にルートを持っているショップを通せば、手に入らなくもないようです。

販売店(カワサキディーラー)での純正部品入手は期待しない方がいいでしょう。

参考情報

プラグ:NGK B5ES(LEO STARとの互換性なし)

ヘッドライトバルブ:12V25/25W×2灯

フロントフォーク:シールはNS-1と共通

Fブレーキパッド:TZM50、TZR50などと共通

※リア・フロントともにTZR50とキャリパーは共通と思われる

プロジェクトμ

装備・仕様

31ミリの正立フロントフォークにTZR50と同じブレーキキャリパー。

LEO 120 SE メーター

一応、セパハンです。

カブっぽい見た目に反して、ハンドリングは若干、重め。いわゆるレプリカっぽい重さです。

LEO 120 SE シフトインジケーター

メーターは、スピード、ニュートラルランプ、フューエルメーターがあって、シフトインジケーターまで付いているという豪華装備。

こう見えて、6速あるんですよ。

LEO 120 SE ウィンカー

プッシュキャンセル式ウィンカー、パッシングもあります。

LEO 120 SE キルスイッチ

ライトはオン・オフスイッチがあります。

LEO 120 SE ステアリングダンパー

なんと、ステアリングダンパーが標準装備!

タイでは道路状況があまり良くない所を3人乗り、4人乗りでかっ飛ばすので、ステアリングダンパーを付けたのだとか。(さすがに20年以上も経つと劣化していて、あんまり意味ないので後日、取り外しました)

leo 120 チャンバー

標準装備のツキギレーシング製サイレンサー

「レース用じゃないのか?!」

と思うぐらい、凄まじい音量です。(中のグラスウールが劣化しているのか?)

現地のレオ君

ご覧のとおり、見た目はカブっぽいです。ホンダのカブはタイでも親しまれているバイク。

本当かどうか分かりませんが、だからあえてカブっぽいデザインにしたのだとか。

海外のInstagramを見ていますと、似たようなデザインのバイクがヤマハ、スズキ、ホンダから出ています。

(なぜホンダまで)

インプレッション

筆者は新車のLEO120SEに乗ったことがないので、あくまで現在(執筆時点)の車両コンディションで5500kmほど走ったインプレになります。

ノーマルかどうかも不明なので、その点をご理解の上、読み進めてください。

なお、タイヤの空気圧、ドライブチェーン、ブレーキフルードやパッド交換、キャブやフロントフォークのオーバーホールなど、基本的な整備をした状態で走行しています。

排気音

とにかく純正の月木チャンバーがうるさい笑

グラスウールが寿命なのか、もともと音が大きいのか・・。

このご時世ですから、暖機運転は気を遣います。夜の住宅街は走れないですね。

(走ってますが)

日向社長に直訴して、サイレンサーを交換してもらいました。

ポジション

セパハンのわりに、やけに高いシート位置。足つき性は問題ありません。

ただ座った時の目線が高くて、自分の座高が高くなったような感じがします。低い目線のスカッシュと対照的です。

100kmぐらいのツーリングであれば、とくに疲労感はありません。

ブレーキ

フロントは、タイ本国での3、4人乗りを想定してなのか、法定速度域では十分な制動力があります。

前後とも、キャリパーを分解整備した上でいうと比較的、リアが強力なストッピングパワーを発揮します。

このあたりは、キャブ時代のカブと同じですね。

簡単にリアがロックします。

ただし、峠道でペースを上げて走ると、やはりフロントブレーキが少し甘い気がします。

(ゴムホースの劣化も影響してると思いますが)

私がCB150Tの4POTブレンボキャリパー&マスターシリンダーのタッチに慣れているせいもあるでしょうが、簡単にフロントがフルロックするぐらいの効きがほしいところです。

サスペンション

前後とも(おそらく)純正品で、経年劣化している割に、ダンパーもしっかり効いています。

と、

思ったのですが、真夏の日中に走行していると、リアサスの劣化が顕著に現れました。暑さに加えて、私が頻繁に乗るようになったせいもあるでしょうね。

もともと(ダンパー)オイルは、何もしなくても劣化していきます。それに加えて熱で劣化します。

サスペンションメーカーによると

・10000km〜20000km
・1年または2年ごと

いずれかでリアサスのオーバーホールを推奨しています。

レオは私が借りた時点で16000km、しかも20年選手。劣化していて当然です。

海外のLEOを見ていると、社外品らしきリアサスに交換されていますが、残念ながらメーカー不明。機会があれば交換して、乗ってみたい気もします。

乗り続けていると、さすがにフロントがノーズダイブし始めたので、オイル交換しました。

フロントフォーク(インナーチューブ)に関していうと、メッキの質が良くないです。中華製フォークほどではないものの、国産車よりは劣ります。

ヘッドライト

左右に1灯ずつあるので、真っ暗な夜道でも不安はありません。マツシマ社の、明るいタイプではなく、標準タイプを装着しています。

タイヤ

履いてあるタイヤがTT900GP(チューブレス)だったので、てっきりチューブレスかと思いきや、チューブ用ホイルでした。

一見スポーツタイプのホイルですが、カブと同じチューブタイヤだったようです。

前後にブロックタイヤを履かせると、クロスカブみたいにダート走行も楽しめるかなと思います。(オンロードタイヤで走ってみましたが、けっこう楽しいです)

フロント用

リア用

走行性能

装着しているタイヤは純正指定からTT900GPに換えられていますが、交換されてからずいぶんと時間が経過しているので、コーナーを攻めたりはできません。

超安全運転で巡行しております。

なので今のところ、直線番長です。

しっかり回して、単気筒ならではの瞬発力を生かして走ると、キビキビ走れます。

市街地だと、回して走るなら2速、抑え気味で走るなら3速、といった感じです。2ストらしく回して乗るなら22.5馬力は、下道では持てあますほどです。

アクセレーションは仕様なのか、低中速セッティングです。エアクリーナーエレメントが社外品?に交換されているせいか、少し薄めという印象。

渋滞を走行しても、思ったほどプラグは被らないです。

ガソリンタンク容量が4.36Lぐらいだったと思うので、郊外の遠出には不向きかな。燃費はリッター15kmぐらい。それに対して、エンジンオイルは1ℓ以上も入ります。

ちなみに、海外のレースではLEOが走っているようです。

後日、フロント TT900GP/リア パイロットストリートに交換して、軽く峠を攻めてみました。リアサスの跳ね具合と、フロントブレーキが気になりますが、かなりたのしめます。

15000kmほど乗ったかぎりでは、メインのバイクがあって、サブマシンとして乗るのがいいでしょうね。

さすがにNSR50やTZM50みたいに、ガンガン峠を攻められるバイクではありませんが、カブみたいにちょっとペースを上げて走ると、楽しいバイクではあります。

(標高がそれほど高い場所でなければ、峠道で4スト250ccぐらいなら余裕で追い回せます)

操作性能はカブに似ているため、多少の悪路や道の狭い峠道なども得意です。少しぐらい、フロントやリアが滑っても平気です。クロスカブみたいなブロックタイヤを履かせても面白いかもしれません。

直線は、法定速度を超えたあたり(妄想速度域)から風圧で車体が不安定になるので、スピードは出るものの、飛ばして楽しいバイクではないかな。

カーブはよく曲がってくれるのでとても楽しいです。

もしメインとして乗るなら、きちんとメンテナンスできる人、2スト特有の乗り方を知ってる人向けですね。

修理できるショップを探すのが大変だと思うので、間違っても初心者は手を出さない方がいい気がします。

1万km以上走行した感想(追記)

筆者が乗り始めた頃と比較して、あちこち整備しているため過去最高に調子がいい。

とくにキャブセッティングは、元国際A級モトクロスレーサーの手によって激変。スロットル開け始めから吹け上がりが鋭くなり、それまでほとんど使うことのなかった5速・6速が使えるようになった。

leo120 エアクリーナー

LEO120SEのエアクリーナーは根本的に小さすぎるようだ。いろいろテストしたが、カバーを装着しただけで濃くなり、アクセルオンで加速しづらくなる。ところが、カバーを外しただけで不調が嘘みたいに加速するようになる。

おそらくスポンジは純正ではないと思うし、メインジェットも交換されているかもしれない。そもそもセッティングが合っていたかどうかも不明。

元の状態がわからないだけになんとも言えないが、カバーを着けた状態では濃すぎるため、この状態でキャブを調整。メインジェットも交換せずそのまま。

リアサスはダンパーが抜けきっているし、ブレーキキャリパーは前後、シールが寿命らしく片利きになりがち。

これらの点を差し引いても、走行性能はいい。

4スト250cc単気筒なら余裕でついて行けるし、峠道だと2スト250ccや大型についていくこともできる。

かなり余力を残して(速くなり過ぎると危ない)この状態なので、カブっぽい見た目とは裏腹にけっこう速いし、気軽に乗れて楽しいバイクだ。

いかんせん、ガソリンタンクの容量が少ないため、航続距離が短いのが惜しいところ。

leo120se

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